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EDITOR'S NOTE
メンバーの皆さん、
「石炭火力発電所」が今どれだけ日本で稼動しているかご存知ですか?
石炭を燃やして電気を作る石炭火力発電は最も二酸化炭素排出量の多い発電方式です。
地球温暖化を防ぐ為にも、いの一番に減らしていかなければならない発電方式と言われています。
経済エネルギー庁のデータによると、現在92機の石炭火力発電所が稼動中。これは火力発電所全
体(453機)の20%にあたります。福島原発事故以降、石炭火力発電建設が計画され、2020年に
は4機の大型石炭火力発電所の稼動が予定されています。
今月スペインで開催されている「国連気候変動枠組協約締約国会議(COP25)」の会場で、国際
NGOが温暖化対策に消極的な国に贈る「化石賞」に日本が選ばれました。
今から新たに石炭火力発電所を建設、運転開始する先進国は日本以外にないそうです。
二酸化炭素排出量を抑えるべく「パリ協定」を締結している日本ですが、「石炭火力発電」を進め
ている日本。
皆さんは「石炭火力発電」に賛成? 発電方式として選択肢に残しておくべき? ぜひ皆さんのご
意見をお聞かせ下さい。 ご意見はこちらから。
11月に開催し皆さんにご参加頂いた省エネ調査の結果をこちらのマガジンでご紹介していま
す。 ぜひそちらもご覧下さい。
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